今後の苔テラリウム業界の流れ

ずっと苔テラリウムを作っているとだいたい同じようなレイアウトに落ち着いてくる。

クリエイターからするとその形が成功例であり、管理もしやすく見た目も良いのでお客様に提供するには間違いのない形なのだ。

しかし、近しい雰囲気の作品ばかりを量産するのではクリエイターと名乗る以上、少し歯痒い思いをしている。

ところが奇抜な発想などはそんなにたくさん生まれないし、やったとしても管理が難しくすぐに苔がダメになってしまったり形が崩れやすかったりすることもある。

おそらく他の活躍されているクリエイターの方々も同じような悩みを抱えているんだろう。

さまざまなレイアウトがあるが、SNSなどを見ているとだいたいのレイアウトパターンが出尽くした感がある。

このままクリエイターが規定路線の苔テラリウムばかりを作っていると次第に世間から飽きられてしまうだろう。

苔テラリウム業界の発展のためには、やはり、何か新しい発想やアイデアや仕組みが求められる。

となると、次に注目が当てられるのは苔テラリウム本体に付随する容器や材料などの周辺オプションではないだろうか。

ガラス容器の形、大きさ、仕様などはまだまだ種類があっても良いし、フィギュアなどは無限大にデザインできる。

また、容器を取り巻く環境作りの分野でもまだまだ誰もやっていないことはある。

それらの開発や販売をクリエイター目線で行えばひとつの作品がまた新たな表現力を持って違う顔を見せてくれるはず。

また、クリエイターが開発し作品展開すればそれに対する需要も生まれることになる。

周辺オプション開発は苔テラリウム業界を支える大きな柱となることは間違いなさそうだ。

今後、苔楽企画も苔テラリウム愛好家代表として、そちらの分野にも力を入れていきたいと思っている。

もし、ご協力いただける方やアドバイスいただける方などおられましたら是非お声かけください。

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