苔の種類は何種類覚えるべきか?

苔に興味を持つと足元を見て歩くようになります。

周囲の状況によっては危険なこともありますのでご注意ください。

今回は苔の種類は何種類覚えるべきかというテーマでブログを書きます。

結論から言うと、10種類くらい覚えればヨシ!!です。

日本だけで2500種、世界では1万8000種の苔があると言われています。

全ての苔の種類を覚えるのは無理だと思いますし、無駄だと思います。

もちろん苔の研究者ともなれば、多くの種類を知っていなければならないとは思いますが、趣味で苔テラリウムを作っている程度のひとであればその必要はありません。

実際、私も数えたことはありませんが、おそらくパッと見てこれは〇〇ゴケって答えれるのはたった十数種類くらいだと思います。

しかも、苔にはホソバオキナゴケとアラハシラガゴケのように肉眼では判別できないような似通った種類もいっぱいあります。

それこそ研究者でも迷うような苔だってあるようです。

素人には判別するのは無理ですし、そこまでする必要はありません。

ただ、苔の種類をいっぱい知っているといいこともあります。

それは苔観察に行ったときに楽しくなることです。

自分が知っている苔と出会うとテンションは上がります。

特にレア苔を見つけた時なんかは、まるで旧友に街中でばったり出会った時くらい、ときめいたりします。

それもその苔の名前や希少性を知っているからこその楽しみ方なのです。

とはいえ、私たちが認識する苔は苔テラリウムに使用するようなメジャーな苔たちだけです。

最低限、ネットなどで売られているメジャーな苔の名前を知ることが望まれます。

苔の名前を覚えるには苔の書籍を持って、実際に山を歩き、観察するのが一番です。

そして5センチ×5センチほど採取して自宅に苔サンプルを作りましょう。

苔サンプルがあればそれをルーペでのぞいたり、似たような苔を見比べたりすることができます。

それを繰り返していくと知らないうちに知っている苔の種類は増えていくことでしょう。

苔楽の展望について

苔テラリウムの可能性を感じたのは昨年。

小学生の娘がメダカを飼いたいと言い出した時に立ち寄ったアクアリウムショップ。

大学生のころ、私はテラリウムにハマり狭い部屋に60センチ水槽をしつらえ、小さな滝や小川の流れを再現し、エビやシマドジョウなどを飼育していたことを急に思い出した。

就職して家庭を持ってテラリウムのことなんかすっかり忘れていた私に思いがけず降り注いだテラリウムへの関心。

その日は子供のメダカ用の30センチ水槽とソイルを買って帰るだけだった。

しかし、私のテラリウム熱は冷めるどころかフツフツと湧き上がってくる。

でも、私はわかっていた。

水槽の管理の大変さを。

今の私のライフスタイルでは水槽の管理などできるわけがない。

その頃、ネットでたまたま目にしたのが苔テラリウムだ。

・・・衝撃が走った。

ガラス瓶の中に厳かな自然の景色が広がっているではないか。

しかも水を溜めない。苔の管理は基本霧吹きをするだけ。

・・・作りたい。

次の日、私は100円ショップにガラス瓶を購入しに行き、その足で近くの山に苔を探しに出かけたのだった。

これが「苔楽」のスタート。

その時は苔テラリウムがこんなにも人生を豊かにしてくれる存在になるなんて考えもしませんでした。

今の私は苔テラリウムの可能性を探りつづけている。

多くの作家が驚くようなアイデアで小さくも雄大な世界を瓶の中に表現することを目指している。

苔楽ブログの1ページ目はここまでにしたい。

苔テラリウムの情報を発信する媒体としてTwitterやInstagram、YouTubeを使いながら、よりコア部分をこのブログの位置付けとしたいと考えている。

今後ともよろしくお願いいたします。