アトリエ裏庭の草取り中、お隣のおばさまとお話しをする機会がありました。
アトリエができるのを心待ちにしているとのこと。
私にとっては嬉しい限り。
近所のおばさま同士でもうすでに苔楽のアトリエの話で持ちきりでみんな楽しみにしていますと。
年の功70過ぎの品のある方。
「私たちは暇なんですよ。」
謙遜しながら屈託のない笑顔で私を包んでくれた。
その方は昔、陶芸や編み物など沢山の趣味があり実は人を集めて講師をやりたかったそう。
でもなかなか忙しくて結局はやれなかったんだよ。と。
でしたらぜひ苔楽のアトリエを使って講師をやりましょう。
そのようにお誘いすると、満更でもなくやりたそうな雰囲気。
しばらく考えて、
そうだよね。近くにたくさんお友達いるし誘ったらくるかもね。
アトリエ、早いとこ完成させてくれないかね。
苔楽のアトリエは地元に根付いた活動を目指す拠点。
苔テラリウムのワークショップだけではなく、地域のコミュニティ活動に利用してもらえたらより一層その意義が高まります。
年は関係ない。目を輝かせて私に早期開店を促すこの女性にほんの小さな楽しみを贈ることができた。
今までなんとなく言語化出来なかった苔楽のアトリエの存在意義がはっきり見えた貴重な体験でした。