4/21はじめてアトリエを一般公開した。
元々、展示販売会の情報を知っていてこの日を楽しみにしてくれていた苔テラリウムファンの方やどんな怪しいお店か様子を見てこようという疑心暗鬼なご近所の方々で思いのほか賑わった。
私の中でこの日はアトリエにとってのプレオープンみたいな位置付けであり、ご興味のある方はどうぞご覧ください、くらいの気持ちでむかえた。
そして、このために用意したというエプロンがやたらとお似合いのヒロシックスさんがお手伝いをしてくれたことで私もこの賑わいをじっくりと楽しめたという感想。
1組ずつそれぞれの方に対してゆったりと向き合うことができて有意義な時間が過ごせた。
お客様には、なぜこのお店を訪れたのかを聞き取り苔テラリウムの紹介をし、商品の説明をする。
この辺りはマルシェ出店の時に培った愛嬌と接客ノウハウで乗り切ることができる。何事も糧にするのが苔楽流だ。
そうしているとそのうちに話が盛り上がり自然とお店に良い雰囲気が生まれる。
その人が商品を購入するかどうかはあまり気にしない。
まずは苔テラリウムを知ってもらうことが目的。
そのためにここにアトリエを設けて月一の展示販売会をやるようなもの。
良いものを伝えるためにはちゃんとした場を設けてきちんとご説明するという工程を省くことはできない。
そうして苔テラリウムの入り口の門をくぐったお客様が次の展示販売会に、それこそ自分が作った作品を見せに訪れてくれるくらいになったら最高だ。
今回の開催で、店として不足している課題もいくつかピックアップできた。
それを次回開催に活かしていこうと思う。
今後、展示販売会は回を重ねるごとにお客様と共に充実したものになっていくだろう。