苔好きコミュニティについて思うこと。

私が苔を通じて得たものはかけがえのない仲間だと信じている。

一般的にはそのような集まりをコミュニティというのだろう。

私自身が東海地方在住ということもあり、コミュニティで顔を合わせる方々もほとんどが東海地方在住者だ。

SNSで交流するだけでなく一緒にリアルのイベントをやったりする。

私にとってかけがえのない素敵な人たち。

だが実はお互いの本名を知らなかったりする。

SNSを通じて知り合ったので基本的にはアカウント名で呼び合うからだ。

そのようなルールがあるわけでもなく、その方が親しみやすく分かりやすいからそうなっているようだがそれで良い。

知り合った人は会社勤めをしていると日常では知り合えないような老若男女様々な方たちだ。

「苔が大好きだ」というたった一点の共通点で繋がっている。

おそらく今現時点では世間でマイノリティの分野とも言える苔好きの人たち。

日常ではなかなか出会いがないのも当然だ。

しかし、マイノリティだからこそ生まれる結束力。

いちいち苔の魅力を熱弁しなくてもすでに理解してくれている人たち。

そのコミュニティの中ではお互いを尊重し、下手に干渉しない。

程よい距離感を保ちつつ相手に関心を持つ。

こんな関係性が自然と作られていて居心地がよい。

コミュニティは作ろうと思って作れるわけではない。

なぜならSNSをやっていれば共通の趣味などを通して自然発生するものだからだ。

ただ、コミュニティと呼べるのはリアルがあってこそ、その本当の意味をなすような気もしている。

つまり「苔好き」と「ご近所」という強力な共通テーマがあるとぐっと距離感が近づくからだ。

活動エリアが近いと自分と特定の人との間に目に見えない磁力が生み出される。

自然発生的と書いたが、もしかしたらみんなが発する磁力の中心にさらに強い磁力の持ち主がいたらもっとコミュニティは生まれやすく活動的になるのかもしれない。

磁力の強い人。すなわち魅力的な人。

おこがましいかもしれないが私は少なくともコミュニティの中においては磁力の強い人間でありたいと思っている。

これを読んでいただいた方はきっとご縁のある方。

東海地方圏内に限らずぜひSNSという媒体を使ってお近づきになれたら嬉しいと常々思っている。

苔好きコミュニティが全国に広がり、みんなで何か面白いイベントなどがやれたら最高に楽しいはずだ。

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