苔楽の展望について

苔テラリウムの可能性を感じたのは昨年。

小学生の娘がメダカを飼いたいと言い出した時に立ち寄ったアクアリウムショップ。

大学生のころ、私はテラリウムにハマり狭い部屋に60センチ水槽をしつらえ、小さな滝や小川の流れを再現し、エビやシマドジョウなどを飼育していたことを急に思い出した。

就職して家庭を持ってテラリウムのことなんかすっかり忘れていた私に思いがけず降り注いだテラリウムへの関心。

その日は子供のメダカ用の30センチ水槽とソイルを買って帰るだけだった。

しかし、私のテラリウム熱は冷めるどころかフツフツと湧き上がってくる。

でも、私はわかっていた。

水槽の管理の大変さを。

今の私のライフスタイルでは水槽の管理などできるわけがない。

その頃、ネットでたまたま目にしたのが苔テラリウムだ。

・・・衝撃が走った。

ガラス瓶の中に厳かな自然の景色が広がっているではないか。

しかも水を溜めない。苔の管理は基本霧吹きをするだけ。

・・・作りたい。

次の日、私は100円ショップにガラス瓶を購入しに行き、その足で近くの山に苔を探しに出かけたのだった。

これが「苔楽」のスタート。

その時は苔テラリウムがこんなにも人生を豊かにしてくれる存在になるなんて考えもしませんでした。

今の私は苔テラリウムの可能性を探りつづけている。

多くの作家が驚くようなアイデアで小さくも雄大な世界を瓶の中に表現することを目指している。

苔楽ブログの1ページ目はここまでにしたい。

苔テラリウムの情報を発信する媒体としてTwitterやInstagram、YouTubeを使いながら、よりコア部分をこのブログの位置付けとしたいと考えている。

今後ともよろしくお願いいたします。